丸セパアングルの特長
- 1.丸セパアングルをコンクリート型枠面に平行に取り付けますので丸セパレーターの長さが一定の寸法で型枠の建込みが出来ます。(鉄筋組立の後 丸セパレーターを取付けます)
- 2.アングル全長に75mmピッチにネジ穴が切ってあるので丸セパレーターを自由な位置に取り付けることが出来ます。
- 3.鉄筋工、型枠工、溶接工との重複がなくなり、工期の短縮、トータルコストの削減になります。
丸セパアングルの仕様
- 1.丸セパアングルの種類は5×40、6×50、6×65等があります。1本の長さは5.4mです。
- 2.ネジ穴は2分5厘(5/16)3分(3/8)の二通りできます。
- 3.ブラケットはFB-4.5×44を使用します。
シートパイル引き抜き用ブラケット
H鋼引き抜き用ブラケット
丸セパアングルの強度
平均許容強度(ネジ山1ヶ所当り)
アングル寸法 | ネジ山寸法 | 平均破壊強度 | 平均許容強度 |
---|---|---|---|
L-5×40×40 | 2分5厘 (W5/16) | 16.8KN | 11.7KN |
L-6×50×50 | 2分5厘 (W5/16) | 23.0KN | 16.1KN |
L-6×50×50 | 3分 (W3/8) | 27.6KN | 19.3KN |
L-6×65×65 | 3分 (W3/8) | 30.3KN | 21.2KN |
- 一般型枠で使用の2分5厘のセパレーター1本当りの平均許容強度は約13.0KNで設定されています。
- 一般型枠で使用の3分のセパレーター1本当りの平均許容強度は約20.5KNで設定されています。
- 親杭のピッチ、アングルの大きさ、セパレーターの取付け位置、コンクリートの打込み高さ等により荷重が異なるので考慮して下さい。
- 安全の為、必ず内側より、サポート等で補強を行って下さい。
丸セパアングル受けブラケット(オプション)強度
平均破壊強度 | 平均許容強度 | |
---|---|---|
シートパイル引き抜き用ブラケット | 34.9KN | 24.4KN |
H鋼引き抜き用ブラケット | 14.1KN | 9.8KN |
- (財)日本品質保証機構中部試験センターの試験結果です。
- 許容強度は破壊強度の70%で設定しています。
※最近、丸セパアングルの類似品が出回っております。
ご注意ください。
丸セパアングル資料
丸セパアングル引張り試験結果資料